40代といえば、社会人としてある程度のビジネススキルも持ち、サラリーマンとしてビジネスにある程度精通したスキルをお持ちだと思います。またこれまでに転職を経験されているミドルも多いことでしょう。
今いる職場でバリバリと突き進むことができるのであればいいのですが、同期との格差や自分の存在感など、さらにはやりがいの不足など、何か虚しさを感じるのもこの年頃だと思われます。
そんな人が新たな世界を探そうとして転職を考えるのです。では転職者が最終の面接まで進んだときに絶対に注意すべき点を確認してみましょう。
面接で必ず聞かれる3つの質問
面接では必ずと言っていいほど、以下の3つの質問を聞かれることになります。これらの質問をすることによって応募者の心理がよくわかるのです。その3つとは何なのでしょうか?
- 転職理由
- 退職理由
- 志望動機
これらの3つを対面で聞くことによりその人の心理状態がよく伝わるのです。面接側からすると、応募者にとって前向きな転職であれば、こういった質問に対して前向きな回答が得られやすく、ネガティブであればそのようなニュアンスがにじみ出てしまいやすいのです。ではそれぞれ見てみましょう。
転職理由
転職理由でつい言ってしまいそうなのが、「年収アップ」「肩書について」です。求人サイトにおいて確かに「年収が~百万以上の管理職募集」という文言が有ったにせよ、面接でいきなり希望年収と肩書を求めるのは先方に対してイメージが良くありません。
なぜなら先方はあなたに対して「どのような貢献をわが社に対してしてくれるのか?」ということが最も大切なキーワードなのです。
年収や肩書は後からついてくるもので、初めてお会いしただけでいきなり価格提示から始めるような状態であれば、先方は躊躇してしまうのです。
退職理由
退職理由も必ず聞かれる項目です。その中で前職批判を繰り広げる人がいます。あなたの批判はあくまでも主観的な意見に過ぎず、実は間違っているのはあなたかもしれないのです。面接時に前職批判を繰り広げてしまったのなら、結果は「不採用」となる可能性は非常に高いのです。
志望動機
最後に必ず聞かれる項目が「志望動機」です。数多く存在する会社の中で、なぜその会社を選んだのかということは、先方にとってとても大切なことなのです。その大切な場面で、あなたに熱意が欠けていれば、先方へ思いは伝わりません。なぜその企業を志望するのか?ということは事前に必ずまとめておきましょう。
面接をするとこで浮かび上がること
面接で上記のような項目を質問することで、応募者の普段の考え方や職場への貢献度がわかるのです。職場批判ばかりする人であれば、受け入れたら最後、当社に対しても批判を繰り広げるはずだという思いがたっていまうことでガードが上がるのです。
また年収に対して不満をいだいているのであれば、これまでの自分の成果を顧みることはしないのだろうか?という疑問を抱かせることになります。もしこれまでの社会人生活において大した成果が出せていないのであれば、満足する年収をとれていないのは仕方がないのではないか?という先方の確信に変わってしまうのです。
さらに志望動機で明確な発言ができないのであれば、そういった人材を受け入れるメリットというものが先方にないかもしれないという疑いを抱かせるのです。
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