仕事が楽しくない人理由
仕事が楽しくないとか、仕事がつまらないという感情をいだく理由は、今の仕事から得るものが少ないという結論を導くことができます。
NHK放送文化研究所が1993年から進めている調査結果において、現在の仕事における満足度が、2005年の調査結果が32ヵ国中28位というものです。
これは職場と働き手のミスマッチによるところも大きく、入社したが思っていた仕事内容と違っていたなどという感想も出ているようです。
働くということは人生そのもの
働くということは、一日の時間の大半を費やす行為となります。
そして人生においてほとんどの時間は働くか寝るかという時間が大半を占めているのです。
働くことに人生の多くの時間を費やすということは、すなわち働くことが人生そのものといっても過言ではありません。もちろん寝ることも多くの時間を費やしますが、寝ることによって人生の経験値は上がらないので、睡眠とは生命維持のための本能からくるものだということをここで確認しておきたいと思います。
働くことで達成できるものとは
働くことにおいて人生で達成できるもの。
それは”人生のミッション”そのものです。何のために生まれてきたのか?
それを働くことによって人は実現しようとします。
ドラッカーはいいます。
「人は何かを、しかもかなり多くの何かを成し遂げたがる。」といっています。
人には自己実現の欲求が備わっているのです。
働くことはスキルを得るということ
働くことにより人は新しい技術と知識を身につけることが可能となります。
それまでの人生で全く知らなかった世界が、働くことにより手に入るのです。
働くことによって得ることができるスキルと知識、これが働き手の欲求を満たすのであれば、何も働き手が楽しくなくなるはずがないのです。
スキルとはITや会計などの特定の技術だけではなく、当然として組織マネジメントも含まれます。組織マネジメントはそれ以外のITや会計技術と比べて目に見えないもので抽象度が高く、身についた感覚さへ働き手に感じさせることが難しいものです。
だから仕事には真摯さが求められるのです。
真摯な態度はその人の働く行為そのものの質を上げ、社会の真の欲求を満たすスキルを身につけることを可能とさせるのです。
転職によって成功する人とは
転職によって成功する人は、これまでの話の中に隠されています。
つまり、転職が本当に自分のスキルアップにつながるのであれば、その転職は大成功といえるのです。だから自分が本当にしたいことは何か?
自分が成果を上げることができる分野で、社会に貢献できる分野は何なのか?ということを常に自らに問う姿勢が大切なのです。
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