私の”強み”って何だろう?改めて考えてみると自信ないな。
そうなんだ。ドラッカーは”強み”についてこう言っている。「誰もが自分の強みはよくわかっていると思っている。しかし、たいていは間違っている。わかっているのはせいぜい”弱み”である。」って。人はつい、苦手なことを避けようとする心理が働く。そう、弱みについては自分自身が一番よく理解しているからだ。
そうよね。確かに苦手なものは避けようとしているわ。
自分の強みを知る方法があるとすればたった一つある。ドラッカーが言っているのは、何かをしようとすることに決めたら、何を期待するかを紙に書き留めろ、とね。そして数か月後、一年後にその書き留めた期待と結果を照合するように促している。そうすることによって自分自身の成長など、多くのことがビジュアル的にわかるようになるんだ。ドラッカー自身もこの方法を50年以上も続けていることが記されている。また、このやり方で知った強みこそが、最も重要なのだと断言しているんだ。
自分成長日記みたいなものですかね。
確かに目標を書き留める人はいるけど、何を期待するかを書き留める人は稀よね。期待と結果を照らし合わせることによって目標よりもさらに具体的な効果が得られそうな気がする。
そうだ。そして成長していくうえで絶対に「知的な傲慢を抱くな。」とも言っている。もうこれでいいということがないんだ。自らの強みを十分に発揮するために必要な知識と技術を常にアップデートする必要があるんだ。
しかし得意なことばかり続けて大丈夫なのかしら。
大丈夫。ドラッカーはその点についても言及している。「不得手なことの改善にあまり時間を費やすな。」って。その理由として「無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりもはるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。」と。
一芸に秀でるのもありってことか。しかし、無能を並みの水準にするにはってフレーズだけど、確かにイヤイヤ続けても身につかないわね。そうか!強みって好きなことっていうこととほぼ同義じゃない?好きなことを追求することが最も成長しそうだもん。
ですよね!好きなこと、得意なこと。そう考えてみると恋も同じかしら。大好きな人には心から尽くせるもん!
ちょっとその辺はわからないけど(^-^;
しかし当てはまるかもしれないね。
そして、こうも言っている。
「今さら自分を変えようとするな。」ってね。自分を変えようとしてもうまくいくわけがないんだね。だから自分が得意とする仕事のやり方を向上させることに、全力で取り組むべきなんだ。
ドラッカーって、人がぶち当たる壁を見事に言い当てているわね。かゆいとこをに手が届きすぎよね。
本当、すごいですね。私もドラッカー勉強したいです。
うん。社会人として、世の中で何かを成し遂げたいと思うなら、絶対に学ぶべき哲学だ。ドラッカー哲学はこれまで最も多くのビジネスマンや起業家に影響を与え続けているんだ。君たちが知っている有名な経営者の多くもドラッカーに影響されていることが多いよ。
私もすごく興味があるわ。ドラッカーの話を聞いているとなんだか心がワクワクするの。自分自身の悩みを的確に言い当てられているような気がする。
だろ?俺もそうだった。ではこれからも少しずつドラッカーの世界をのぞいてみようか。
楽しみだわ(^_-)-☆
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