仮想通貨Cardano(カルダノ)とは
ADA(エイダ)コインと呼ばれていますが、本来はオンラインカジノでの利用目的で作成された仮想通貨です。2015年9月に発行されてから数百倍の価格上昇を成し遂げ、いわゆる「億り人」を多数輩出したといわれる仮想通貨の一つです。
仮想通貨は通常世に送り出してから問題が発覚されることが多く、かのビットコインもスケーラビリティの問題に直面し、ハードフォークに至ってます。
そんな仮想通貨の問題を考慮しながら、カルダノ財団では学術的な論文をベースにブロックチェーンの開発・改良を続けています。
それではADAコインの概略を確認してみましょう。
通貨名 | Cardano(ADA) |
通貨単位 | ADA |
時価総額 | 2678億円 |
発行上限 | 450億ADA |
時価総額ランク | 11位 |
ADAコインの特徴
オンラインカジノCardanoで使用されるADAコインですが、このCardanoというカジノ、実は胴元が存在しないという非常に公正さを保っているプラットフォームを提供しているカジノです。
スマートコントラクトを構築するためのプラットフォーム
カルダノではPlutusとスマートコントラクトを記述するためのプログラミング言語を持ちます。つまり契約執行が自動でなされるということです。これは仮想通貨イーサリアムと似ています。また分散型アプリケーションにも対応します。
作成者とは
Charles Hoskinsonという米国コロラド州中心に活動する数学者です。
彼のプロフィールを以下に引用させていただきます。
Charles Hoskinson is a Colorado-based technology entrepreneur and mathematician. He attended Metropolitan State University of Denver and University of Colorado Boulder to study analytic number theory before moving into cryptography through industry exposure.
出典: iohk.io
ADAコインの未来
ADAコインはICOで69億円を調達しました。そしてADAコインの開発に関しては資金・人材両面で日本と関りがとても深いのです。ちなみに世界初のADA決済は大阪のフグ料理店でその時の様子はFacebookで実況中継されました。暗号資産産業の研究開発会社ともチームを組んでいます。その会社はIO-JPオフィスで日本法人が大阪にあります。
また開発チームはオンラインカジノプラットフォーム以外にもウォレットの作成も手掛けており、専用ウォレットである「ダイダロス」は銀行口座を持たない途上国の人々の利便性を格段に引き上げる可能性を秘めています。
また今後はATM設置計画やキャッシュレス化に便乗する計画などもあり大きな将来性を秘めたコインであることは疑いの余地はありません。
ADAコインの価格推移
ADAコインの仕組み
ビットコインなどに採用されているPoW(proof of work)という方式は計算量が膨大になるため、電気代等のコストが高くなりがちです。
対して、このADAコインが採用するPoS(proof of stake)は、マイニングの獲得報酬を持つマイナーをランダムに選びます。そしてこのランダム性に保有量が影響するのです。
またブロックエクスプローラー(Block explorer)というものが備えられており、この機能を利用すればADAコインの送金額、送金アドレスなどの情報を検索できるというものです。
ADAコインが購入できる取引所
取引所 | 国 | 手数料 |
---|---|---|
Binance | マルタ島 | 0.1% |
Bittrex | アメリカ | 0.25% |
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