未来を語ろう

AI化していく職場

働き方を変えるため、初期に導入された国の政策が
免許証区分の複雑化といえる。

それまでは普通免許だけで運送業で多く使用されている
いわゆる”4トン車”というサイズのトラックまで運転できた。
しかし、中型免許制度が施行されて
普通免許では”2トン車”以下しか運転ができなくなった。

その後さらに免許証区分は細分化され
今となっては大型免許証を取得するまでのステップが
いくつあるのだろうということで
免許証を取ろうとする人が激減した。

科学の世界では早くから自動運転の技術を浸透させるべく
行政と共に青写真作りをしていたということになる。

大きな社会変革は結構長い年月がかかることが見て取れる。

しかし、現在自動運転がほぼ現実化されようとし
技術的には特に問題は無いようだ。

今後の課題として法整備を整えるべくのみの様相だ。

現在運転手として勤めている人たちは大量の失業者として
社会に放り出される可能性を持っている。

運転手という職業がAIにとって変わられつつある。

タクシーしかり。
トラックしかり。

タクシーに関しては東京オリンピックまでには
東京の街に自動運転車を溢れさせようと官民一体となって
邁進している。

またトラックに関しては高速道路の移動であれば現在でも
特に問題なく全自動運転で操業可能のようだ。

そういった社会の流れの中でこれらの職業に就いている人たちの
どれほどの人たちが近い将来の自分たちを取り巻く環境に気づいているのだろうか?

現実にそういった人たちと話をしてみると
「自分たちが生きている間に自動運転に取って代わられることは
無いだろう。」という回答が当然のように返ってくる。

情報化社会の発達は生活環境の変化がとても速くなる。
そしてそういった情報はネットなどで伝わり、
かつてメジャーだったテレビなどの一般メディアでは
詳しく説明されることはない。

これからの情報は自分自身で集めなければならない時代が来たということだろう。
親が、先生が、上司が導いてくれて来たこれまでの社会環境は
大きく崩れ去った。

それに変わって知識が我々の人生を優しく簡単にしてくれる時代。
世の中に溢れ回る様々な情報を
自分自身の知識というフィルターでふるいにかけ、
本当に必要で有益な情報かどうかを
各自で判断しなければならない。

そういった技術を習得し、
AIが本来苦手な創造という分野で
各自の能力を発揮していかなくてはならないのだろう。

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