米中貿易戦争が長期化するなかで
米中紛争が引き続き長期化することが懸念され、
それに対応するようにと米国の利下げ期待が高まっています。
そして6月分の雇用統計発表がありました。
しかし、その数字は米国経済がとても良好だということを示すもので、
それまで各通貨に対してポジションを下げていた米ドルに
またもや資金が巻き戻るという状態となっています。
利下げ観測の中での株高状態も続いていましたが、
この状態も今夜のパウエル議長発言まで拮抗状態が続きそうです。
安全資産である円の立場が変わった?
これまで世界で何かが起きると安全資産ということで
日本円やスイスフラン、そして金(GOLD)の
価値が高まる傾向がありました。
しかし、最近になってその傾向が若干崩れている傾向が見えます。
それはデジタルゴールドの異名をもつビットコイン(BTC)に
資金が逃避しやすくなったということです。
世界経済に大きなボラティリティが含まれがちな現在において
いままで否定的だった市場関係者が今頃では
ビットコイン(BTC)に注目していることが報道で流れています。
その一例をご紹介します。
ブレグジット後の英国経済立て直し 「鍵を握るのは仮想通貨」投資顧問大手CEOが発言#Brexit #仮想通貨 #cryptocurrency https://t.co/6pVALIhdza
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年7月9日
独自仮想通貨発行への準備?ゴールドマンサックス、新たな求人でデジタル資産ビジネスに本腰#仮想通貨 @GoldmanSachs https://t.co/Y2CbGqpAPq
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年7月9日
こういった大手の投資関連企業が注目しだしています。
暗号資産は世界のあらゆる基軸を目指す
仮想通貨は通貨としての側面でとらえがちですが、
ブロックチェーン技術はそれだけではありません。
契約関連やプラットフォームなど、
今後のデジタルワールドの基盤を大きく変化させる
ポテンシャルを秘めた技術です。
そんなブロックチェーン技術に対して
いまさらながら各方面が認知しだしてきたといえるのが、
こういった大手金融グループの参入といえます。
いま世界ではデジタルプラットフォームの覇権争いが始まっています。
米中貿易戦争ではそういった側面も否定できません。
通貨としての価格変動は今夜のFOMC声明で大きく変化することが想定されますが、
技術としてのブロックチェーンは今後大きく伸びていきます。
仮想通貨への投資を考える上では
そういった点も考慮して銘柄をチョイスすれば
投資の楽しみもさらに膨らむでしょう。
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