仮想通貨Qtum(クオンタム)とは?
Qtum(クオンタム)とは中国に縁の深い仮想通貨で、
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の両方から
いいところどりしたようなコインで
ビジネスプラットフォームとして優れており
UTXOの技術を利用しながらEVMやx86VMを含む
複数の仮想マシンに対応しています。
Qtum(クオンタム)が抱える問題
Qtum(クオンタム)はNEOとともに中国に縁が深い仮想通貨であるために
中国からの影響を大きく受けやすいことが挙げられます。
中国政府は仮想通貨に対して否定的な対応なのが、
Qtum(クオンタム)にとってもネガティブ材料となってしまいます。
しかし、これとは逆に中国が国家として本格的に仮想通貨業界に
参入してくるのであれば、これはQtum(クオンタム)にとって追い風となりそうです。
Qtum(クオンタム)の仕組みと強み
ビジネスに対応した構造が強みです。ビットコイン(BTC)のUTXOとイーサリアム(ETH)のスマートコントラクトを併せ持っています。
また採掘方法はPoWではなくPoSを採用しています。
PoWはビットコイン(BTC)に使用されている採掘方法で、
Proof Of Workの略であり、サトシ・ナカモトによって考案されました。
このPoWは古いコインであればあるほど採掘が有利になるという
新規参入の採掘者には不利な性質があります。
その改良点としてPoSが考案されました。
PoSはProof Of Stakeの略でコインの所有量を基に
ランダムな選択により採掘者を決める方式となっています。
これであれば新規参入者も公平に取引承認を得やすくなります。
通貨名 | クオンタム |
通貨単位 | Qtum |
時価総額 | 518億円 |
発行上限 | 107,822,406枚 |
時価総額ランク | 27位 |
Qtum(クオンタム)の今後
Qtum(クオンタム)はビジネスに強みを持った構造を備えています。
そしてCEOはアリババのリード開発者であるパトリック・ダイ氏です。
彼はForbes紙の「30Under30」にも選ばれており、
今後の活躍が期待できるエンジニアです。
こういった背景を持っているQtum(クオンタムは)
これからも将来性が大きく期待されている実力派のアルトコインです。
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