未来を語ろう

情報弱者とは?

情報弱者という人たち

近ごろ情報弱者という言葉がよく聞かれます。
この言葉を聞くと普通の人は、
「どうせあまり文字が読めない奴だろ?」
「スマホでネットニュースさへも読めない老人とかだろ?」
そんな好き勝手な感覚でいる方が多いと思います。
そして、もちろん各人は「自分だけは情報弱者ではない。」
という錯覚に駆られているものです。
だからニュースアプリなども人気なのでしょう。
しかし、ニュースアプリで配信されるニュースを
読んでいるくらいで情報通なのでしょうか?

ニュースは偏っている

ニュースを配信する発信者とは
自分の「立場」「立ち位置」というフィルターを通して
それぞれのニュースを発信しています。
だからその発信者によって事実への偏りが発生します。
国内紙を見ても読売、朝日、産経、毎日は論調が違います。

国内紙は遅い?

投資のための情報を集めていると気づくのですが、
日本国内紙の情報発信が海外と比べてはるかに遅く、
政治的内容については同じような内容が並びがちということです。
これは日本が「記者クラブ」というものを設けており、
横一列の報道が暗黙の裡になされているからだといわれています。
政府報道は抜け駆けとかが御法度なのです。

一つの事象を数千字程度の文字で表現できるはずがない

例えば「自動運転」に関する情報を集めようとします。
そして検索エンジンで「自動運転」と入力して出てきた情報を
上から数件チェックして「ハイ終わり」では情報とは言いません。
実際の情報とはあらゆる角度、側面で描かれている「点」
から検証してみて初めて「線」「面」となります。
だから「自動運転」を調べるために、
「メーカーの技術は?」「法制度は?」「インフラについては?」
「商用での利用については?」「どういったデバイスで?」
「スマホとの連携は?」「参入企業は?」「政府の態度は?」
もちろん「海外のメーカーは?」「海外の進捗は?」
「日本と諸外国の格差は?」「認識の違いは?」
などなど。。。
「自動運転」一つとってもあらゆる側面から発表される
記事やチャンネルに目を通すべきなのです。

情報弱者は調べることが苦手?

情報弱者である人は情報の価値に気付いていない人が多いようです。
情報がないということは実はギャンブルなのです。
FXで例えてみましょう。
フィーリングでエントリーするならそれはギャンブルです。
経済指標の予想を頼りにすることもギャンブルです。
ある特定の情報のみを頼りにすることは危険なのです。
情報弱者の方はいろいろと調べることを苦にする人が多いので
あらゆるソースを当たろうとしません。
だからそういった人にとっては「投資」が
「ギャンブル」にしかならないのです。

徹底的に調べて情報通になろう

情報弱者のかた達は「ある大きな発信」に簡単に影響されます。
「聞こえのよい発言」「自分が理解できる範囲の内容でベストな内容」
しかし、耳に聞こえのよい発言が最良であることはあまりありません。
心理学的に人は権威に従いやすい動物で、
その権威が発信することをうのみにする傾向があるのです。
だから権威のある発信だけをうのみにしてしまうと
簡単に思考が乗っ取られます。
実際にナチスドイツの国民洗脳はヒトラーのスピーチから始まりました。
だから権威に合わせて羊のような行動をとるのではなく、
情報があればあらゆる角度から検証してみて
過去、現在、そして未来につながる予想をすることが
あなたが「情報弱者」から脱出できる
ただ一つの方法なのです。

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