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Tether(USDT)とは

仮想通貨Tether(USDT)とは

Tether(テザー)とは、Tether Limited社が運営するドルにベックした通貨です。時価総額もかなり大きくランキングはかなり上位につけているという通貨です。
それではTetherの概略を確認してみましょう。

通貨名Tether
通貨単位USDT
時価総額3,810憶円
発行上限無制限
時価総額ランキング9位

USDTの特徴

米ドルと価値が連動する「ステーブルコイン」の一種です。テザーはブロックチェーンの利便性と法定通貨(Fiat currency)にベックされた価値を維持します。1USDは1USDTになるように常に維持される性質を持ちます。つまり米ドル、ユーロ、日本円というお金を、法定通貨としての価値をそのまま仮想通貨にしたものがTetherなのです。

USDTの未来

仮想通貨のほとんどは管理組織が存在しません。しかし、このTetherはTether社という会社によって非常に中央集権的な管理体制を持ちます。通常の法定通貨のような特徴があるのです。したがってTether社が不正を働いたり、破綻した場合には一瞬で価値がなくなってしまう危険性が常に存在するのです。いわゆるこういったカウンターパーティーリスクが他の仮想通貨と比べはるかに大きいのです。

仮想通貨市場でもっとも安定した利益確定先

Tetherは先述の通りもっとも安定した仮想通過です。1USDT=1USDにほぼ固定されているため、仮想通貨を取引する上でもっとも安定した利益確定先となる通過です。
USDTはTether社が資金を納金することで新規発行されるのですが、総発行量が半年で約10倍以上に膨れ上がっているところからいても注目の高さが伺えます。
仮想通貨市場でもっとも安定した基軸通貨として特に注目されているのです。

USDTの仕組み

仮想通貨USDTの総量とTethe社が保有する米ドルの量を一定に保つことでUSDTの価値を保っています。このTetherの新規発行システムはProof of Reservesと呼ばれ他の仮想通貨と全く違った発行方法となります。こういったシステムを用いて、Limited社では常にUSDTと米ドルの量を維持しており、この当量関係がもっとも重要なようそそなるため毎日プールしている額を公表しています。

Limited社の疑惑

「実はTether社の銀行口座にはUSDTと等量の米ドルが存在しないのでは?」そんな疑いが世間で起こりました。もしTether社が本当に発行済みUSDTと等量の米ドルを保有しているのであればいつでも利用者は自分が保有するUSDTをTether社へ売り渡し安心して米ドルへと交換できるのだが、この信用に疑いが持たれたのです。その後実際には公的機関の監査を受け入れたとの報道がありましたが、Tethe社は一切公表を控えているようです。

USDTが購入できる取引所

USDTは主に下記の取引所で購入することが可能です。

取引所名手数料(Maker/Taker)
Binanceマルタ島0.1%
OKEX香港0.02%-0.2%
Coinbeneシンガポール0.1%
Bittrexアメリカ0.25%
USDTを購入する際には海外の取引所を利用する必要があります。まず日本の取引所で日本円をビットコインに交換しそのビットコインを海外の取引所に持ち込みそこでUSDTに交換するのが一般的です。


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