転職・副業

【退職】決意する前に落ち着いて段取りするべきこと

誰でも一度は退職を決意したことがあると思います。自分が本当にやりたいことが見つかった時の退職はぜひ挑戦してみる価値は多いのですが、もしあなたがネガティブな理由で退職しようと思うのであれば「慌てるな・・。」と言いたいのです。

退職・転職はかなりのエネルギーが必要

退職することは、その会社組織という存在から逃げ出すということになります。だから理由はなんであれ、周囲からあなたを見る目はそれまでと正反対になるのです。例えばあなたが起業するといった理由であれば、本来は祝福する内容であるにもかかわらず、「そんなものは成功するはずない!」と、嫉妬の眼差しでみてくる同僚や上司も少なからず存在するのです。つまり、退職を発表するということは、ある意味その組織の裏切り者になるということなのです。特に日本は組織を大切にする文化が根強いため、欧米では当たり前である「スキルアップ」のための退職であっても、周囲の目は島国根性的なネガティブ反応になりがちなのです。

周囲からの引き留めに困惑する人

あなたが退職届を上司に提出した途端、周囲はあなたを引き留めようとすることがあります。「考え直して!」「今退職するなんてもったいないよ!」等々です。上司からは飲みに誘われ、あなたが問題と思っていることを改善しようと提案をしてくるかもしれません。退職届を出した途端に、会社がある意味あなた中心で回っているような感じになる時があるのです。

もしそこであなたの考えがブレるのであれば、退職は考え直した方が良いかもしれません。退職するということは、通常であれば次は転職をすることになるのです。

もしそういった状況で退職の決意がブレてしまうのであれば、その決意は大したことがなかったということなのです。そのようなブレた感情で次の会社に行ったとしても、前職への未練が残るかもしれないし、そんな気持ちでは次の会社でも同じようなことになりかねません。つまり、あなたが本当に必要なものは退職ではなく、普段から悩みを相談する人なのかもしれません。

それでも退職するという人

それでも退職をするという人は、よほど決意が硬いのでしょう。

そう決めたなら、退職届を書きましょう。民法上であれば14日前までに提出することになっています。しかし、通常であれば業務の引き継ぎなどがあるため、会社側からすれば14日前というのはかなり厳しい条件となります。ここは退職時に思わぬトラブルを防ぐためにも通常の退職時期をお勧めします。普通は退職届の提出日は給与締め日の1ヶ月前です。また就業規則に記載がある場合はそれに従いましょう。退職届のテンプレートはネットで紹介されているので、それをコピペして使用することをお勧めします。

退職することは明日の希望にかけるため

退職するということは、今と違った生活を迎える決意をすることです。これまでの日々の習慣が大きく変わるということを意味するのです。人は変化を嫌います。習慣が変わることで体調を崩す人もいるのです。したがって退職するということはよほどの決意が必要になるのです。また職場環境の変化に伴い当然といって職場の同僚も新たな人々ということになります。全く新しい世界があなたの前に現れるのです。そこにはひょっとするとあなたより年下の上司もいるかもしれません。しかし、中途採用であっても新人は新人なのです。次の職場でうまくやっていくために、職場マナーはぜひ守り、楽しい職場ライフを送りたいものです。

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