「努力」は素晴らしい言葉か?
日本人が好む言葉として「努力」をいうものがあります。日本人の多くはこの言葉を子供のころからよく使っています。勉強やクラブ活動その他多くの物事を「努力」という言葉で乗り切ろうとします。
人間は物事を継続していくうえでどうしても「甘え」や「怠惰」が現れます。疲れがたまってくるとどうしても物事を中断し休もうとしてしまいます。苦手なことであれば特にその傾向は顕著となります。だから「努力」で乗り切ろうとします。
そして「努力」を奮い起こそうと気合を入れますが、苦手なものは苦手であるため、長く継続しないということ、つまり「挫折」という形で人生の一つの経験に刻まれてしまいます。
「努力」すればするほど成功から遠ざかる
実は「努力」という言葉は、その人に対して強制する作用があるため、人は逃げ出したくなることが多いのです。
よく「努力して合格しました」とか「努力して成功しました」といったことが言われますが、そういった人は間違いなく努力などしていないといっても過言ではないのです。
では「努力」ではないのであれば何が彼らを成功へと導くのでしょう?
それは「ワクワクする感情」「楽しいという感情」なのです。つまり「楽しんで行動する」ことが、彼らを成功へと導くのです。これはあらゆることに通じるといえます。
勉強、スポーツ、お金儲け、恋愛などなど。
楽しいから勉強が進むのです。問題を解けたことが快感となって次の問題を解こうという行動の原動力になるのです。
お金が稼げたらうれしいのです。だから次もまたさらに稼ごうと続けてしまうのです。
恋愛もそうです。相手との駆け引きでつかみ取った結合は本当に感動なのです。勉強やスポーツでの「努力」は意味が通じやすいが、恋愛に「努力」という言葉を使ってみてください。その違和感がよくわかります。何かイヤイヤお付き合いをしているような印象を与えてしまいます。
「努力」ではなく「好き」という感情が大切
「努力」という言葉がどれほど皆さんの足かせとなっているか、少しはお気づきに慣れたでしょうか?物事で成功するためには「好き」「楽しい」「ワクワク」という感情がとても大切というか、「必須」なのです。
「好き」だから続くのです。
「好き」「ワクワクする」という感情は、人に莫大なエネルギーを与えてくれるのです。だから今から「努力」しなければいけないことは極力やめましょう。
そして「好き」で「ワクワクする」ことに挑戦しましょう。
勉強などどうしてもしなければいけないことであれば、問題を解けたときに「うれしい」をいう感情を先にイメージで経験してみましょう。じっくりとリアルに感じてみましょう。
こういったことを続けることで苦手意識は驚くほど小さくなります。
「好き」という感情がどれほど偉大かをこれから長い人生でたくさん経験してみてください。
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