為替相場の不連続性
為替相場とは月曜日のオセアニア市場に始まり、週末金曜日(日本時間土曜日朝)夜に終了します。
ウィークデイについては24時間市場は稼働していますが、週末にはクローズしてしまいます。
つまり土日の2日間は何が起ころうともトレード、いわゆる決済ができないということを意味します。
トランプ大統領の影響
今年に入って週末リスクが大いにクローズアップされています。
それはトランプ大統領の「Tweet」が大きな影響を与えています。
一週間の相場の流れがある程度一方向に想定されると、当然のことながらそちらに相場は動いていきます。しかし、週末になるとトランプ大統領がTweetで相場を崩す発言をすることが多々見受けられます。トランプ大統領になってから市場関係者はもとより世界中の投資家たちの中では、米国大統領の発言力の大きさにきっと改めて驚きを隠せないでしょう。
G20でのトランプ大統領
今回のG20では中国の習近平国家主席との会談にかなり気合が入っているはずなので、比較的世界に向けた発言は慎んだようです。
今後の為替相場リスク
まずはG20終了後が週末である点と、中国との関係改善ができたとの報告があったため、市場は安心を取り戻しているでしょう。しかし、こういった最中に「トランプ砲」が発射されることは今まで多々ありました。G20終了後から週明けにかけてのトランプ大統領のTweetは要チェックでしょう。
実際には「裏では身内が大儲けしているんじゃないか?」
そんな噂も出ているトランプ大統領のことですから、今後も週末のポジショントークには注意が必要になるでしょう。
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