仮想通貨としての位置づけ
仮想通貨としてビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)に続き時価総額第3位がこの”リップル”です。
ブリッジ通貨としての役割
リップルが流通するまでは、送金してから受け取りまで数社の銀行が介入するためコストは驚くほど高くなり、小口取引であれば半分以上が手数料として消えていくということもたびたび発生していました。また送金時間も数日かかることもありました。
リップルの出現に伴い、こういった処理コストは驚くほど安くなり、取引時間も数秒という単位で完結することを可能としました。
リップルの管理
ビットコインと違いリップルには明確な管理団体が存在します。その管理会社が”リップル社(Ripple Inc.)で大量のリップルを保有しています。
リップルのネットワーク
リップルは世界数十か国の金融ネットワークを作り上げており、日本でもみずほ銀行やりそな銀行など大手の銀行がリップルを使った実証実験を行っています。
リップルの通貨単位
リップルの通貨単位は”XRP”となっており、”X”は無国籍を表し、”RP”はリップル社をもじります。”XRP”と表記することによって国籍にとらわれない潤滑な国際間取引を可能とする通貨を目指していることがわかります。
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