仮想通貨の魅力
当初は富裕層の単なるギャンブルのような印象があった仮想通貨市場ですが、やはり投機的側面がかなり強く2018年にビットコインが過去最高価格を記録したのち、坂を転がるように価格破壊が進んでしまいました。こういった背景もあって人々からの視線はやはり単なる危険な投機なのだという印象が強まりました。しかし、仮想通貨の本来の仕組みである”ブロックチェーン技術”の教育が普及し、あわせてサイバーセキュリティ技術のさらなる向上と合わさって仮想通貨が近頃では改めて見直されています。
仮想通貨がもつ本来の仕組みであるブロックチェーン技術はこれからの世の中を変革するプラットフォームの側面を持っています。例えば”Uber”や”Lyft”等の配車サービスではブロックチェーン技術を使用することで配車サービスを管理するこれらの企業の存在が不要となります。また保険金の支払い等においてもこの技術を用いることによって現在のシステムから大きく効率化できる可能性を秘めているため保険業界は注目しています。
さらに国際的な小口送金を利用する人にとっては非常にありがたい存在なのです。通常国際送金するときは仮に一万円を送金する場合、間で手数料が数回抜かれることもあり受取人の手元に届くときには半額以下になっていることも少なくありませせん。また途上国の田舎エリアでは近くに銀行などはなく必要なお金を簡単に引き出せるシステムが存在しないのです。
そんな不便を一気に解消してくれるのがこのビットコインをはじめとする仮想通貨なのです。
代表的な仮想通貨であるビットコインを送金するときには手数料などかからずに十分程度で受取人に送金することができます。そうなのです。必要なのはデバイスと電力なのです。
そういった背景が世間に知られることになり、暗号資産の利用価値が徐々に理解されてきました。
また仮想通貨市場が息を吹き返しているわけという記事でもご紹介した通り、世界情勢の不安とそれに伴う資金の逃避にこの仮想通貨を介入させているという理由があります。
そういった世相を反映して、いま仮想通貨を所有するメリットが高まっているのです。
仮想通貨が購入できるところ
仮想通貨を取得できるところは仮想通貨販売所と取引所です。これらは似ているようですが若干違いがあるのでその違いをご紹介いたします。
販売所と取引所の違い
販売所というのは仮想通過を売買するところです。いわゆるネット通販のような存在で企業から仮想通貨を購入するための場所です。そして仮想通貨を取り扱っている業者がそれに該当します。
販売所のメリットとしてはその業者が取り扱う仮想通貨であれば確実に取得できるという点です。そして非常にシンプルに購入できる点です。
デメリットとしてはスプレッドといわれる手数料が少々高くなるということです。
取引所とは個人と個人の売買を仲介する場所です。いわゆるフリマ的存在です。販売所のメリットとしてはスプレッドが安いという点です。取引で仮想通貨を運用するのであればことらの取引所を利用することが多くなると思います。また様々な取引に対応しており、仮想通貨FXなども存在します。いわゆる投資家向けの金融サービスを提供している場所です。
しかし、近頃この販売所と取引所のさがどんどん無くなりつつあります。ユーザーである我々のとっても相性のあう業者を選定しやすくなるので利用価値はどんどん高まるでしょう。
仮想通貨を売買するときに絶対忘れてはならないこと
仮想通貨を売買するときに絶対に忘れてはならないこと、、、。それは利益にたいして税金がかかるということです。いまのところ仮想通貨での利益は雑所得扱いとなり利益の約半分が国税として徴収されることになります。あくまで税金ですので脱税は絶対に許されません。またこれまでは国からの監視がしずらい環境ともあって莫大な利益をあげたにも関わらずいまだにその分に対する税金を払っていない人たちも少なからず存在するようです。我々日本人にとって日本の税法は世界中で適用されます。だから海外へ逃亡しようとも”世界課税”を標榜する日本の税務署は海外まで追ってきますので、くれぐれも逃げるなどということは考えない方が身のためでしょう。
仮想通貨への投資とはあくまで金融商品の一種です。金融商品とはもちろん株やFXなどと同じような位置付けとなります。ネット環境での取引においてセキュリティを常に意識しながら、税金対応も誠実に行うという善良な投資家を目指していきましょう。
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