Contents
hide
今週の動き
今週はまだ欧米では夏休み中ということもあり、値動きはかなり限定的だったように思えます。特にドル円がレンジで上下しているだけに、それに支持されているクロス円は似たような動きにならざるを得ません。
世界の動き
世界は政治的に大きな動きを起こそうとしています。まずロシア・ウクライナ紛争ですが、そろそろ終戦を迎えそうな雰囲気が出てきました。終戦を迎えると、これまでロシアと経済的につながりを絶っていた欧米が再びロシアとの貿易を始めることにより、インフレが鎮静化する可能性が高まってきました。またFRBにおいて9月の利下げは不可避という観測が日に日に強くなっていくなかで株が高値を狙う形となっています。さらにGOLDが最高値を何度も突き破ろうとする動きを見せています。
日本の動き
日本の株も先週最高値を更新した後、調整的に下がっているようですが、週明け上昇するような形状となっています。
猛者のポジション
上記は「外為どっとコム」さんのIMMポジションとOANDAさんの通貨強弱チャートですが、ドルに対して円買いが明確に増加しています。さらにポンドがドルに対して売りが増加しているということで、円が両通貨に対して優位となっていることがよくわかります。この流れがさらに加速するのであれば「円高」へ動く可能性も高まってくるでしょう。
経済指標チェック
| 月曜日 | 米国休場 |
| 火曜日 | 製造業購買管理者指数(米国)、ISM製造業購買担当者景気指数(米国) |
| 水曜日 | Nikkeiサービス業PMI(日本)、JOLTS求職(米国) |
| 木曜日 | ADP非農業部門雇用者指数(日本)、失業保険申請件数(米国)、サービス業購買部協会景気指数(米国)、ISM非製造業指数(米国) |
| 金曜日 | 原油在庫量(米国)、平均時給(米国)、非農業部門雇用者数(米国)、失業率(米国) |
来週は上記の通り、米国では雇用統計が待ち構えており、この数字によって今後の経済環境が大きく変化する可能性も高まっています。夏休みからプレイヤーが市場に戻ってくる来週は大きな値動きが期待できる週となる可能性は非常に高いでしょう。













この記事へのコメントはありません。