ファンダメンタルズ分析

週刊ポンド円研究-ポンド円徹底攻略

ドル円の動きは?

ドル円は相変わらず大きなレンジの中を移動中ということで、米中関税問題が少しは解消したようですが、新たに米国の格付けが下げられるなど、米国を巡る経済環境はいまだ不安定であることは間違いないようです。現在中国が米国債の保有を縮小しています。その代わりに日本と英国が買い支えているという状況になっているため、しばらくは大きな変動はないと考えられます。つまりは、大きなレンジの中を行ったり来たりという状況が濃厚と思われます。

ポンド円は?

ポン円も変わらず週足で形成される大きな三角持ち合いのラインの中を上下に移動中です。ドル円がまだ不安定である間はポンド円も大きなトレンドが出にくいようです。次のエントリーチャンスはズバリ三角持ち合いラインの下限でしょう。

米国経済の現状

米国経済は強弱入り混じった状況です。しかし、トランプ政策の目玉の一つであった「政府系ファンド」の計画が一時棚上げなど、トランプ政権の計画も前途多難なようです。

日本経済は?

残念ながら日本経済は弱いですね。一時はさらなる金利引き上げも考慮されていましたけど、今となってはそれも不可能となっているようです。さらに今後次々と増税が予定されているために、さらなる経済の冷え込みが考えられるでしょう。

猛者のポジション

※図=外為どっとコムさんより

円買いも円売りも低下しているようです。ただ、その差はマイナスとなっているため若干の円安傾向となると考えられます。またポンドに関してもドルに対して買いも売りも減少しています。つまり来週は大きな動きが期待できないということなのかもしれません。

世界のトレーダーポジション

※図=OANNDAさんより

ドル円のポジションはロングが多めですが、若干損失が多い状態となっています。しかし、その割にはオーダーが非常に少なく、現在マイナスを食らっているポジションもそのまま回復することを待っているかのような状態とも考えられます。つまりは、今後若干の円安方向を予想していると考えることもできそうです。またポンド円のポジションも同じくロングが若干多めとなっており、そのロング税も少しのマイナスというところでしょうか?未来のオーダーに関しては綺麗に高い所と低い所で買いと売りが並んでおり、引き続きのレンジ相場が想定されているようです。

経済指標のチェック

月曜日:特になし

火曜日:特になし

水曜日:消費者物価指数(英国)、原油在庫(米国)

木曜日、nikkeiサービス業PMI、失業保険申請件数(米国)、製造業購買管理者指数(米国)、中古住宅販売戸数(米国)

金曜日:全国コアCPI(日本)、新築住宅販売戸数(日本)

日本以外はおとなしい

来週は日本以外の経済指標はおとなしい状態と言えそうです。こういった指標が控えているということもあって、大きな値動きを考えにくいチャート形状であり、ポジションなのだろうと考えられます。トレードスタイルはデイトレードもしくはスキャルピングが適した環境となるでしょう。これらのトレードを行う際には、多すぎるロットでのエントリーには気を付けましょう。

 

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