取引材料はあふれている!
FX口座を開設して、MT4やMT5といった取引ツールをPCにダウンロードしていざ取引を始めようとすると、実際には通貨ペアが多すぎてどの通貨ペアを取引するのか混乱します。ここで最も確実なのが”ドル/円”つまり”USD/JPY”という通貨ペアです。この通貨ペアは”ドル”と”円”の取引ということになります。
通貨ペアは一本で十分!
選択すべき通貨ペアは実は一本で十分です。そしてその選択すべき通貨ペアは”ドル/円”で十分なのです。理由としては、ドルはアメリカの通貨であるため、日本人として最も情報が得やすい地域はアメリカであることは間違いないからです。ニュースでもアメリカの情報はどんどん入ってくるので情報が掴みやすいのです。よくFX会社のCMでは”メキシコペソ”や”南アフリカランド””トルコリラ”のような通貨ペアも取引できることをうたっていたりします。しかし、こういった途上国の情報は通常入ってこないのです。各新聞でもそうですし、ネットでも情報は希薄です。もしあなたがトルコ語やメキシコ語など、その通貨を扱っている国の言語が堪能なのであれば、その国のニュースをネットで集めることができますが、普通の日本人であればこういった国の言語を理解している人は皆無に等しいと思われます。FXはその国の経済情報がとても大切なのです。だから日本に居て、日本語で情報が集められる米国の通貨である”ドル”を通貨として選択するのが最もリスクが低いのです。
チャートにドル円だけ表示する?
ドル/円をメインの戦場と決めたのであればチャートには”ドル/円”を表示します。通貨は「相関関係」で動くものなので、参考チャートとして”ユーロ/ドル”などのドルを冠した”ドルストレート”といわれる通貨ペアも表示しておくのもいいかもしれません。筆者の主戦場は通常”ポンド円”なのですが、別チャートとしてドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドル、ユーロ/ポンド、ポンド/ドルなどの通貨ペアも表示しています。
チャートの表示方法
チャートを表示したら、ディフォルトではバーチャートになっているでしょうから、これをろうそく足チャートへ変更してください。ろうそく足は日本発祥の値動き表示で最も値動きが分かりやすい表示方法です。
チャートを表示したら次にすること
チャートを表示したら次に表示するものは「インジケーター」です。トレーダーによく使われているインジケーターとしてはMT4やMT5のディフォルトに入っているものなのですが、有名なところでは”Moving Average”でしょう。通称”MA”といわれるものです。MAは通常最低でも短期・中期・長期の3本をチャート上に表示します。各期間でよく使われているものとしては、【短期】20、25【中期】50、75【長期】100、200などがあります。そして筆者は【短期】20【中期】75【長期】200を表示しています。さらに一時間MAということで240も表示しています。これは5分で20本のMAということで、これが一時間であれば12倍の本数となり240本となるのです。さらにMulti time frame(マルチタイムフレーム)といわれるMTFも表示しています。このMTFもMT4やMT5のライブラリに入っており、誰でも無料で利用することが可能です。
ロットとは
ロットとは口数のことです。海外口座では1ロットが10万通貨となります。つまりドル/円だと10万ドルの取引となるのです。国内口座では1ロットは1万通貨というところも多いようです。ここでは海外口座に絞って解説していきます。1ロットの取引を海外口座最大の魅力であるハイレバレッジをかけて取引すると最初は非常に驚く金額が増減します。だから初心者は0.01ロットから始めることをお勧めします。
練習はデモ口座で行う
口座を開いていきなりエントリーすることは避けた方がよいでしょう。口座を開く前でも結構なのですが、まずはデモ口座を開いてください。そしてデモで繰り返しエントリーを経験し、慣れてきたあとにリアル口座を開設したほうが良いでしょう。デモ口座で一定金額を稼ぐことができるのであれば、リアル口座でも同じ作業をすればいいだけなのでストレスはかなり低くなるでしょう。
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