ファンダメンタルズ分析

週刊ポンド円研究-ポンド円徹底攻略<令和7年9月第3週>

今週の動き

上記はポンド円の日足となります。米国が今週4.5%から4.25%へ金利を下げた割には、ドル円はあまり下がらない状態で、当然ポンド円にも影響は出ています。ポンド円も「ジリ高」の状態です。現在値から200円くらいまでは「買い」ポジションが存在し、200円を超えたあたりには非常に大きな「売り」が存在しています。

 OANDAさんより

世界の動き

米国では相変わらず「予算」が通るか通らないかで押し問答状態となっています。トランプ大統領は「10月1日に米国政府閉鎖はありうる。」と発言しています。これまで毎年のように同じ状態になっていますが、何とかギリギリで予算が通ってきました。しかし、今回はトランプさんが大統領としてどのような動きを見せるかは非常に不透明となっています。

日本の動き

日本では石破総理が退陣し、総裁選が行われようとしています。誰が総理になるかで日本のかじ取りが大きく変更することも考えられますので非常に重要なイベントです。

猛者のポジション

上記は「外為どっとコムさん」のIMMポジションです。円の「買いポジション」が非常に減少していることがわかります。金利を下げたドルに対して買いが減少する円はやはりまだまだ弱いのでしょう。またポンドの「売りポジション」も非常に減少しており、この点は利下げしたドルに対しての流れだと考えられます。

経済指標チェック

月曜日 BoEのMPCピル委員発言(英国)、連邦公開市場委員会メンバーウイリアムズ発言(米国)
火曜日 BoEベイリー総裁発言(英国)、総合PMI(英国)、サービス業購買部協会景気指数(英国)、BoEのMPCピル委員発言(英国)、製造業購買管理者指数(米国)、サービス業購買部協会景気指数(米国)
水曜日 FRBパウエル議長発言(米国)、Nikkeiサービス業PMI(日本)、日銀コアCPI(日本)、新築住宅販売(米国)、原油在庫(米国)
木曜日 国内総生産(米国)、失業保険申請件数(米国)、中古住宅販売戸数(米国)
金曜日 コアPCE物価指数(米国)、個人消費支出価格指数(米国)
土曜日 深夜に中程度の指標発表が多々あり

今週は英米の指標発表が多数控えています。OANDAさんの表などを使って、世界中の現在のポジションがどのような流れなのかをよくチェックすることも非常に大切でしょう。

 

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