ファンダメンタルズ分析

3月10日から3月16日のドル円市場について

先週までの値動きについて

下落傾向にあるといわれているドル円ですが、実は週足で見てみるとトレンドラインがレンジを形成していることがわかります。この週足のトレンドラインを下抜けするためには相当なエネルギーが必要なのは言うまでもありません。

日足に落としてみてみると年明けからはずっと下落傾向にあることがわかります。そして一旦サポートラインとして機能している水平線にぶち当たって止まっています。

現在のポジション

 資料:外為ドットコムさんより

シカゴ通貨先物ポジションは一気に円買いが進んでおり、今週は円高が進む傾向が強いことが予想されます。

今週の経済指標からみる傾向

今週は日本とアメリカでともに大きな経済指標が予定されています。まず3月11日火曜日には日本の国内総生産等の発表があります。ここの数値次第ではさらにもう一段円高が進むことも予想されます。さらに翌日3月12日には米国におけるコアCPIの発表があります。インフレ下では非常に重要な経済指標なので大きな値動きがここでも想定されます。そして木曜日には米国でも生産者物価指数が発表されます。米国は依然として経済が強いという報道も出ており、一気に円高へ進むというようなことは無いと考えられますが注視が必要です。

ニュースを確認

3月9日に米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁が、米国の金利は適正だから変更する必要はない。ニュースや見出しにいちいち反応するのではなく、一歩引いてみるよう主張されております。つまり、FRBが経済のコントロールは十分できているとも言えます。確かに経済的にはいまだに力強い米国であることには変わりはないようなので、トランプ大統領による不確実性は存在するものの、大きく変動することは今の段階では考えられそうにないといえます。

 

 

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