ファンダメンタルズ分析

ポンドオージーの投資戦略 令和7年7月第3週

今週のポンドオージー

先週は大きな下落に見舞われたポンドオージーでしたが、今週は一旦上昇基調となりました。日足チャートでは2.04辺りに大きめのサポートラインがあるようで、この点で一気に上昇という形となっています。このラインは過去長い期間もみ合った末レジスタンスラインからサポートラインに切り替わった線となっているため、かなり重要なラインと言えそうです。

対欧州通貨では

相変わらずユーロ(EUR)やスイス(CHF)が強さを保っていますが、ここにきてドルも優勢となっています。オセアニア通貨としては中国の経済状態が強弱マチマチとなっているため、明確な強さが戻っていないように思われます。さらにこれまで弱含みの米ドルが強さを取り戻してきたような形で、豪ドルがドルに対して弱くなっているようです。日足チャートをも見てもこれまで豪ドル優位だった形状が一旦下値をつけていますが、日足の200MAに支えられていて、さらにその下から75MAが上がってきているため大きなサポートとなる可能性は高そうです。

猛者のポジション

上記図は外為どっとコムさんから引用させていただきました「IMMポジション」です。ここで興味深いことは、豪ドルがドルに対して大きく売り込まれているということです。さらに先週よりも「売り」は大きくなっているということで、ポンドも少々弱めだが、豪ドルはさらに弱さが目立つのではないでしょうか?

ポンドオージーの予想レンジ

ポンドオージーは現在日足で見る限り「上昇の第一波」から「下落の第二波」を形成しているといってもいいかもしれません。上昇から戻りfibo50%の辺りなので、週明けは上昇の第三波から始まる可能性も高いと思われますが、短時間足で確認しましょう。そして予想レンジですが、2.056から2.080辺りでしょうか?

オセアニア・中国指標チェック

月曜日:祝日(日本)、PBoCローンプライムレート(中国)

火曜日:金融政策議事要旨(豪州)

水曜日:特になし

木曜日:特になし

金曜日:特になし

来週は豪州や中国で大きな経済指標の発表はされないようなので、大きな値動きは期待できそうに無いかもしれません。こういったときはテクニカルが効きやすい可能性は高まるため、比較的容易なトレードが期待できるかもしれません。

 

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