FXは博打ではなく投資です。
投資をやるからにはエントリーするときは、
真剣に臨むべきです。
慣れないうちは、あらゆる情報を仕入れようと
ネットサーフィンをしながら、
ファンダメンタルズ音痴であっても
必死で自分なりに情報を拾い集め、
エントリーの時には全霊を込めて
エントリーするものです。
しかし、慣れは恐ろしいもので、
例えば「経済指標の発表」などは
毎月同じような日に
同じような指標が発表されます。
日々情報を仕入れていくと、
なんとなく次の指標の予測が
自分でもできるような気がしてくるものです。
そして、エントリー前に
「米国の大統領がああ言っていたから、、、。」
などと思い込みでエントリーしてしまう時があります。
なぜフライングしてしまうか?というと
少しでもPipsを稼ぎたくて慌ててしまっているのです。
そしてFXでは絶対やってはいけない方法、、、
投資全般に言えますが「絶対御法度」なのは
「裁量取引」なのです。
この”なんとなく”に近いニュアンスの「裁量取引」が
元本以上の損失をもたらす可能性のあるFXにおいては
即死の致命傷を喰らってしまうことになるのです。
「裁量」とは辞書で引いてみましょう。
[名](スル)その人の考えによって判断し、処理すること。「君の裁量に任せる」「店の経営を一人で裁量する」
と出ています。
世界の経済は数字に基づいて取引されています。
トレーダーたちは各々の目標に向かって
数字を見ながら必死で駆け引きしています。
しかも近年そのトレーダーの仕事を
主に「AI」が代行しています。
人工知能は世界中のネットにアクセスし、
数字を見比べ、要人発言のキーワードを参照し、
トレードを行なっています。
ある意味、人工知能には「裁量判断」がありません。
プログラム通りにトレードするだけです。
だから昨年末も売りが売りを呼ぶ、
いわゆる「売りの連鎖」がもたらされたともいえます。
だからそういった人工知能がメインの相手であればあるほど、
「裁量」の判断を無くし、
我々は”人のトレーダー”として
常に結果の数字に忠実にエントリーしていくのが
王道といえるのではないでしょうか?
エントリーする前には必ず真剣に
各指標のチェックをすることで
あなたの資金管理がもっと
しっかりしたものになるに違いありません。
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