ファンダメンタルズ分析

週刊ポンド円研究-ポンド円徹底攻略<令和7年7月第2週>

今週の動き

先週下落で終わったポンド円ですが、その下落は次の飛躍のための下落だったようです。今週は綺麗な陽線で終了しましたね。ただ、その次のサポートラインである、200円手前で大きく跳ね返され、結局実体では越えられなかったようです。そんなポンド円ですが、日足チャートを見てみると実は青色の25SMAがきれいにサポートしてくれていることがよくわかります。これはつまり、非常に強い上昇圧力が加わっている感があります。この流れは続くのでしょうか?

今週の世界の動き

今週は各メディアともに参院選の特集ばかりですね。これまでの自公連立政権が惨敗するかもしれないという歴史的瞬間が訪れようとしている雰囲気です。そんな中、石破政権は米国との関税交渉が一向に進まないようで、今後の日本の製造業に不安が付きまとっています。参院選が終了すれば関税交渉にも本腰が入るでしょう。

日本の動き

前述のように日本はとにかく参院選一色となっています。しかしnikkei225日足チャートを見てみるときれいなエリオット波動が形成されている感があり、青色の20SMAへ向かってきれいに下落しているように見えます。つまり、週明けは上昇の勢いがつく可能性が非常に高いと思われます。さらによく眺めていると逆三尊を形成するような形に見えなくもないと思われます。ただそうなれば一旦37千円、下手をすれば30千円くらいまで下落することも考えられますので注視が必要です。

猛者のポジション

上記は「外為どっとコム」さんのIMMポジション図です。実は円が売り越されており、ポンドが買い越されているようです。円が売られるということは、つまり参院選で自公政権がかなり厳しいとマーケットも見ているようです。確かに自公政権が惨敗すれば一時は政治の混乱を招くでしょう。それを嫌っての円売りが加速しているのかもしれません。

経済指標のチェック

以下の表はInvesting.comさんよりお借りしている経済カレンダーです。星2つ以上を引用しています。

金融ポータルサイト、Investing.com 日本によって提供されている経済カレンダー
 
インフレ時代の重要指標と言えば「消費者物価指数」です。来週は英米ともにこの指標発表があります。そこそこ大きな値動きが期待されそうなので注視していきましょう。
 
 
 

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