ファンダメンタルズ分析

週刊ポンド円研究-ポンド円徹底攻略<令和7年8月第4週>

 

 

今週の動き

欧米は8月というと「サマーバカンス」の最中となり、お休みの従業員や企業が多くなりやすい傾向があり、当然市場も値動きが乏しくなります。今週は週明けから一度半ばに大きく下落したのですが、日足75MAにサポートされ見事に再度高値を狙うのかと思いきや、これまでずっと阻まれていた199.5円当たりのレジスタンスで跳ね返されて日足20MAで改めてサポートされ現在また同じような位置に跳ね返されている状況となっています。また、ポンドが非常に勢いが弱いため、この195.5円を超えて伸びるという風には思いにくいのが現状です。ただよく見ると、きれいな「逆三尊」を形成しているようにも見えるため注視は必要です。

世界の動き

今週は米国でジャクソンホールシンポジウムが開催されています。植田日銀総裁もこの会議に参加され、日本の賃金上昇圧力が大きくなっている旨の発言をされています。反対に米国パウエル議長は、利下げを示唆したため銀行株指数が高値を更新したようです。今後、株がさらなる勢いを持つことも考えられそうです。

日本の動き

今週末、韓国の李大統領が来日されています。そして石破総理との会談で、日韓双方のワーキングホリデーを拡充し、相互の関係をさらに深めていくことで合意したようです。現在米中が経済で激突している中において、日韓は間に挟まる形となっていくため、連携は必要なのでしょう。

猛者のポジション

今週円は「買い」が増加しています。逆にポンドの「売り」も減少しています。日米英のそれぞれの通貨脅威弱がある程度均衡状態にあるといってもいいような関係とも言えそうです。

経済指標チェック

月曜日 新築住宅販売戸数(米国)
火曜日 日銀コアCPI(日本)、消費者信頼感指数(米国)
水曜日 原油在庫量(米国)
木曜日 国内総生産(米国)、失業保険申請件数(米国)
金曜日

失業率(日本)、鉱工業生産(日本)、小売業販売額(日本)、個人消費支出価格指数コア(米国)、   コアPCE物価指数(米国)、

 

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